体験学習の推進
体験学習の出前講座
当センターは学校における食育の推進を支援する機関として、兵庫県下の学校給食関係機関・団体等と連携し、児童・生徒を対象に様々な体験学習を推進しています。
講師や当センター職員が学校へ出向き、児童・生徒等を対象に兵庫県産の食材を用いて、見る・触れる・体験する・食べる等を実感する出前講座を実施しています。
魚を見る・触る・おろすという体験を通して命の大切さを学べる講習会です。また、県内で漁獲される魚の種類・時期・主な漁法や漁業の課題や魚の栄養等を学ぶことで、漁業に関わる人々の仕事を知り、食への感謝の心を養い、食べることの意味と地場産物の知識を学ぶことができます。
魚のすり身から竹輪に変化していく過程を体験することができる講習会です。また、竹輪や蒲鉾に加工される魚の種類や漁獲海域、魚肉を使った加工食品の生産・流通等を学ぶことで、製造等に関わる人々の仕事を知り、食への感謝の心を養うことができます。
昔の道具に登場する「かまど」で県内産の「米」を炊いて味わいます。米の消費量が減ってきた今、国内で唯一自給が可能な「米」を見直し、生産等に関わる人々への感謝の心と、「食」の大切さを学びます。また、保護者向けに、ごはん食の素晴らしさや農業の役割を通して、これからの食生活について考える講座があります。
県産大豆を使用して、大豆から豆腐になる工程を体験することで、物作りの楽しさ・難しさ、製造等に関わる人々と食への感謝の心を養います。また、大豆の生産流通や大豆製品についても学ぶことができます。
色・味・香り等みその魅力や製造過程等を学び、みそ作りを体験します。物作りの楽しさや難しさ、製造等に携わる人々と食への感謝の心を養います。
乳牛の模型を用いた搾乳体験やバターづくりを体験することで、牛乳・乳製品ができるまでを学習します。牛乳の栄養や酪農に携わる人々の仕事、牛に対する愛情を知ることで、食の大切さや食に対する感謝の気持ちを育てる講座です。
めざせ!かみかみマスター!
食事のマナーを通して、給食をおいしく安全に食べることを学ぶ講習会です。
よく噛むために、食事中に気をつけたいことを学習した後、箸の持ち方を上手に持ってうずら卵を実食します。